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トムテは、北欧の各家庭に棲み、幸せを運んでくれる北欧の妖精。
とても小さいために、普段住人は見ることができません。
家の人が悪さをして腹を立てたトムテはチョイとコワく、その人をおしおきすることもあります。
ニルスの不思議な旅の主人公は、いたずらが過ぎてトムテによって小さくされました。
(そのおかげでガチョウに乗ってスウェーデンの旅ができましたが・・・)
普段トムテが着ている服の色は赤い帽子にグレーの服。
何十年か前にスウェーデンで初めて彼らに会い、赤い帽子のトムテを連れ帰りました。
名前は、モンウィです。
そのうちに、ほかの色の帽子をまとったトムテも見たくなり、
6色の帽子のトムテを、アトリエにたのみ込んで製作してもらいました。
橙色の帽子のトムテです。
橙 オレンジは
見ているとあたたかさを感じると共に、ほのぼのとしたやさしさを与えてくれる色。
赤と黄色の中間に位置していて、心遣いの色という感じもします。
でも芯は強そうな色ですよね。
帽子の色は、
和の色では柿色、 洋の色ではタンジャリンが近いです。
どちらも果物の色。
和の、柿色と言ってもたくさんの色があるようですが、
柿の実のような色味、です。
余談ですが柿の果実は食用、柿渋は防腐剤、木の幹は家具、葉はお茶に使われているそうです。
捨てるところはありませんね。
一方洋のタンジャリンの色名は、中国原産のミカン、マンダリン・オレンジの1品種からだそう。
このミカンは果皮の赤みが強いということですが・・・。
象徴としては
見たまま、暖かさ、明るさ、可愛さですが、
人をホッとさせてくれる、陽気で前向きな誰にでも好かれる色のような気がします。
そしてハロウィンの色はオレンジ。秋の収穫の色だそうです。
古代ケルトの大晦日、10月31日には死者の国の扉が開くといわれていました。
扉からは亡くなった方々の霊が帰ってきます(日本のお盆と同様ですね~)。
でも困ったことに悪霊も一緒にやって来てしまうので、それらを追い払うために
ドルイド僧が火を焚いたとのこと。その火の色もオレンジ。
やっとここで、色的にもかぼちゃとつながりました。
アロマオイルにも
オレンジの香りがありますが、これもホッとさせてくれるやわらかな香り。
ラベンダーとブレンドすると、さらにホッとできますので、
寝る前などにおためしください。
当店で販売中の橙色のトムテをご覧ください。
https://www.ratogin.com/items/94485224