こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
早稲田大学のあたりに住み、ご近所をてくてく歩いています。
オシャレな早稲田大学坪内逍遥博士記念演劇博物館(長い!!)から、あの銅像までを歩きます。
名付けて南北線・・・?
出発点早大演劇博物館は1928年(昭和3年)に建設されたそうです。
https://www.waseda.jp/enpaku/
エンパクの建つ方角は北側です。
南から北へ通じる通り(南北?線)は、本部キャンパス構内に長短あわせて3本ありますが、
今回は真ん中の通りを。距離も中くらいです。
外観も内部も時代感たっぷり。
建物に向かって左の銅像は、坪内逍遙先生。
HPによると、逍遙さんの古稀(70才)と
シェイクスピア全訳の偉業を記念して創設されたとのこと。
逍遥は「高田早苗(早大初代学長・大隈第二次内閣の文部大臣)に協力して、
早稲田大学の前身である東京専門学校の講師となり、後に早大教授となった」そうです。
入館は無料。
「お気持ち」の入場料で中に入れていただけるシステムです。
木造の廊下を歩くとギシギシきしんだりして雰囲気たっぷり、次の100年を守るためにお気持ちを少々・・・。
シェイクスピアから歌舞伎、渡鬼(ワタオニ)などなど、さまざまな企画展示をやっています~。
内部は撮影できるところが少ないので、実際にごらんいただくのがよいです。
建物を背にしてすぐ左 階段の下は、ちょっとした広場。
この広場からも入館できる、
早大 国際文学館(村上春樹ライブラリー)は時々テレビでも紹介されます。https://www.waseda.jp/culture/wihl/
この広場は軽食やコーヒーやドーナツがおいしいカフェ、橙子猫 オレンジキャット に繋がっていますが、
実際は何に使われるのかな?ちょっと謎。
カフェ内はいつも賑わい、時々コンサートなどもあるようです。
https://orangecat-wihl.com/
昼はソウメンぽい木のオブジェ?も、
夜ライトアップされたライブラリーは影が壁に映って幻想的です。
東西?線との交差点を過ぎたあたりの銀杏の木は、チョイと細いです。
2023年の銀杏は12月中旬まで色づいてきれいでしたが、
4週目(17日の週)くらいに、いっせいに葉が落ちました。
さてそろそろ銅像前に到着。
ところで早稲田大学にとって125は重要な数字だそうです。
大隈重信が唱えた「人は摂生すれば125歳まで生きることができる」
という「人生125歳説」によるとのことですが、
125才まで生きるのは強い精神と高い志があっても、ナカナカ難しそう~。
大隈さんは平均寿命が40才くらいの時代に、84才まで生きられました。
とても長生きでいらっしゃったのは、摂生と強い精神力のおかげ!?
ちなみに、125にちなんだものはたくさんあるとのことで、
大学のこちらのページに詳しく、面白いです。
大隈銅像に到着~。
この銅像は彫刻家の朝倉文夫さんが製作されました。
https://www.taitogeibun.net/asakura/
朝倉彫塑館(ちょうそかん)にも、
もうお一人同様のスタイルの大隈さんがいらっしゃいますが、構内には大隈銅像は何体?
おもしろいところでは、大隈講堂の脇に軍服姿の大隈さんが佇んでいる・・・はず。
木々も邪魔しているし暗がりなので、よくみえませんが。
この他文学部や理工学部のキャンパスにも胸像がありますので、
大隈銅像を探せ!ツアーなども面白いですね~。
銅像の右奥(南側)は、現在工事中です。
9号館が16階建てのビルになるための工事で(上の地図参照)、
グランド坂途中の北門や早稲田通り側の南門から重機が出入り中。
2024年現在、北門(図書館側)は通行できますが、早稲田通り沿いの南門は通行止めなのでご注意を。
地域住民も憩えるスペースもできるそうですが、
昔ながらの景観や木々が変化して行くのはちょいとさみしい感じもします。竣工は2027年だそうです。
エンパクから銅像前まで約130メートル、165センチの身長の方が歩いた場合190歩くらいです。
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