ムーミン谷の夏まつり

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こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。小物店・ラトビック管理人です。

6月21日は夏至。一年でいちばん昼が長い日で、19時近くになっても明るくて驚きました。

目次

ところでムーミン物語の中にも夏至のころのお話があります。
「ムーミン谷の夏まつり」  1952年に書かれました。

手前から 講談社文庫
講談社・青い鳥文庫
講談社・ムーミン童話全集4

(以下ネタバレ含みます)

6月のある日火山噴火の影響でムーミン谷が大洪水にあい、家が水没してしまいます。
そこに流れて来た 大きいけれど普通のしろものではない家 にみんなで移り住みましたが、移り住んだ建物は家ではなく、みんな初めて見るおおきな劇場でした。

6月のフィンランドの描写はこうあります。

お日さまはしずんでしまっていましたが、6月のことですから、それほどくらくはありません。
夜でもうすあかるくて、まほうのかかったゆめのような世界でした。                      

さらに洪水&引越しに追われ、夏祭りイブ を忘れていたムーミンとスノークのおじょうさんが、迷い込んだ森の中で、焚き火(コッコといわれるそうです)をみながら話すシーンに、こんな描写があります。

火がもえつきると9つの種類の花をつみとってまくらの下にしいたわね。
そうやってねて見たゆめは、みんな、かなえられるのよ。
でも花をつんでるあいだも、そのあとも、ひとこともじゃべってはいけないんだって。
(※しゃべってしまうと、結婚できなくなるらしいです)

フィンランドでは夏至祭りで悪霊を追い払い、豊作を願うシンボルとしてのかがり火(kokko)が不可欠で、9種類のお花の伝説もステキなお話。スウェーデンは7種類と聞いています。

最近はフィンランドもスウェーデンも第4土曜日が夏至祭りだそうなので、2024年は22日ですね。

ところで、ムーミン物語の魅力の一つはヤンソンさんが描く挿絵です。
各話に、どこかで見たことがある各キャラクターの画が出てきます。

あー、この絵はこのお話の挿絵だったのか~、と後で知ることもたくさん。

以下に、ご紹介します。

上段 向かって左 カードホルダー(フィンランド)
右 夏祭り柄ポーチ(日本製)
下段 向かって左 ホーローマグカップ&カード(フィンランド)
右 金属製マグネット(フィンランド)
温度計(フィンランド)

フィンランド製品はヤンソンさんの挿絵を使用したものです。
特に白黒アイテムはヤンソンさんの筆遣いがそのまま感じられ、持ってワクワク使って嬉しいです。

カードホルダー    https://www.ratogin.com/items/56442238
ホーローマグカップ  https://www.ratogin.com/items/33539737


日本製ポーチはムーミン物語中の挿絵とは少々違いますが、モノがたくさん入って便利です。

ショップサイトにてその他ムーミン&北欧小物をご覧ください。

https://www.ratogin.com/

もうひとつ。
ニョロニョロは夏至祭りのイブに種をまかれてそこから生まれます。
きっと今ごろムーミン谷のあちこちで帯電しているんでしょうね。

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この記事を書いた人

はじめまして。

新宿区西早稲田に生まれて、ン十年のケロ太とネコマタです。
お薬と雑貨の店を開いて、ン十年。
お客様にはお薬で身体の内側を、雑貨で心をほっこりしていただいています。

ところで心身を動かせば脳活・腸活につながります。
そこで雑貨・薬に加えて心身を動かす、さんぽ話題をプラス。
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