早稲田大学西門~東門(東西線) ケロぶらり2  

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ブログサイト 西早稲田うらろじあたりの小物店 
管理人ケロ太です。

西早稲田に住んで、ヒマにまかせてワセダあたりのてくてく歩きをしています。

ケロ太

今日は大学西門からまっすぐ向こう正面の東門へのライン、勝手に名付けて東西線を歩きます~。(掲載画像が細かくて恐縮です)

目次

ほんの数分で歩ける距離ですが、途中けっこう見どころあるんです。

まずウチから5歩で西門(裏門)通過、そしてすぐドーンと下る階段。
ガーンと高い(高すぎる・・・)14階建の商学部・国際教養学部を右に見ながら階段を下りきると、左に見えるのは杉原千畝さんの記念碑。

杉原千畝は早稲田大学OBで、映画シンドラーのリストにちなみ、東洋のシンドラーと言われる方です。

第二次世界大戦中の赴任先・バルト三国のリトアニアで、ナチス・ドイツによって迫害されていたユダヤ人に、ビザを発行し続けました。

これは本国・日本からの命令に背いた行為だったのですが、それによって約6000人の命が助けられたということです。この碑は、千畝さん没後25周年を記念して2011年に建てられました。

一時は外交官としての存在も消されかけたという千畝さんの、立場を越え国も越える人間としての信念には感動します。
春には桜の花に囲まれ、夏は暑さを我慢して、秋には落ち葉に彩られ、冬は寒さに耐えて、行き交う学生さんたちを静かに見守っています。

ケロ太

話は変わりますが、昔々大学と近隣の境にフェンスがなかったころ、ケロ太のご先祖たちは蒸し暑い夏の夜などにこの辺りのベンチで寝かせてもらったらしいです。

たぶん、うちわと蚊取り線香とラジオ持参で。

学校にはかなり迷惑だっただろうけど、のどかで楽しかったんじゃないかな~。
野球中継聴いたりして。

現在は、月~土曜日は22時半に、日・祝日は18時に閉門し、夜間の学内は通れません。

しばしば学内工事の車両は、夜中も行ったり来たりしています。
テーマパーク同様、工事・修繕は夜間も多いようです。

さらに東門方面にてくてく~ペナントショップ

左の奥には早稲田大学演劇博物館が存在感たっぷりで佇みます。
https://www.waseda.jp/enpaku/

その脇(東門寄り)は村上春樹ライブラリー

ライブラリー内カフェ・オレンジキャットのドーナツが美味しいです。
ライブラリーの中は時々テレビでみるけれど、ケロ太はカフェまでしか入ったことがありません。

昼間見る外観は干からびた流しそうめんみたいですが、夜はライトアップされ風が吹くと樹の影とともにチラチラと壁に映え幻想的です。

そんなこんなで東門到着。

ケロ太

東門を出たところの老舗が、ペナント・角帽のオギワラさん。

1933年先代の洋服屋さんから現在まで90年間営業をしていらっしゃいます。

壁とウィンドウに並ぶ圧巻のペナントの数々は現店主のお兄様が製作されていたとのことで、大学とともに歩まれた老舗の長い歴史を感じます。

この一枚一枚に、早大にかかわる皆さんの「歴史と心」が入っているんですね。

現在は、妹さんが角帽を製作していらっしゃり早稲田の角帽を作る唯一のお店です。

外にいらしたのでお声かけしてこの場所にあったという、
早稲田の古社・高木神社について伺いました。

ケロ太「この辺に神社があると聞いたのですが、痕跡が見当たりませんね~」

オギワラさん「ここ(東門を出たところ)からはこの銀杏のご神木しか見えないけれど、東門入って左裏手に回ると石柱がみえますよ。」

と教えて下さったので、さっそくてくてく。

東門から西門方面 喫煙スペース 高木神社石柱

ありましたありました。
裏手の 喫煙コーナー から見ることができました。
たばこの煙にいぶされてひっそりと。

高木神社さんの石柱。 ・・・神様もさぞ煙いことでしょうネ・・・

この石柱がこの地に神社があったことをを裏付けていますが、現在は大学から7分ほど離れた水稲荷神社の境内に移されています。

また高木神社と大学には種々の歴史があるそうですが、それはまた別の機会にお話します~。

ここまで西~東約169メートル、身長165センチの方が歩いた場合240歩くらいです。

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この記事を書いた人

はじめまして。

新宿区西早稲田に生まれて、ン十年のケロ太とネコマタです。
お薬と雑貨の店を開いて、ン十年。
お客様にはお薬で身体の内側を、雑貨で心をほっこりしていただいています。

ところで心身を動かせば脳活・腸活につながります。
そこで雑貨・薬に加えて心身を動かす、さんぽ話題をプラス。
ご一読いただければ幸いです。

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