會津八一記念博物館とenpaku ケロぶらり9

5月、進入学も一段落して、落ち着いてきた大学構内です。

落着きとは関係ないですが、會津八一記念博物館と、enpaku(エンパク)
の1階展示を見てきました。

enpaku
會津八一内部

年に何度か展示が変わるので、興味深い博物館です。
そしてなんといっても、家からいちばん近い博物館なんです。


入場料金はお気持ちを・・・ですし(;’∀’)そのハードルも低めです。

まずは會津八一博物館の展示 「石に遊ぶ」 
うーん、石に関する知識がなく、イマイチわかりません~

なんでも昔から中国・日本に、石愛家さんは大勢いらっしゃるそうで、
その方々の書画ということです。

見る方が見れば、垂涎の絵なんでしょうね~。


自分は実物の石を見て綺麗だ、とか 固そうだなどと、好き勝手言うことは結構好きですが、
絵は・・・どこをどう感じてよいのかわかりませんでした。 

ただ田能村直入さんの さざれ石図 は迫力!93歳で描かれたとか。スゴイ。
妖精の小さいピクシーが寄り集まっているような、楽しい絵でした。

早稲田大学 會津八一記念博物館
【特集展示】日比義也コレクション名品展 石に遊ぶ ―愛石家たちの想像と創造 2025年3月24日(月)~2025... 基本情報 会期 2025年3月24日(月)~2025年5月25日(日) 時間 10:00~17:00 ※入館は16:30 まで 休館日 詳細はこちら 会場 會津八一記念博物館 1階 會津八一コレクシ...

残念ながら、ブログ記載が遅かったために、この展示はもう終わってしまいます。

一方、enpaku こと 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 の展示は8月まで。
舞台美術家 朝倉摂さんの作品が見たくて行きました。

https://enpaku.w.waseda.jp

感動。

舞台のデザイン原画の数々。といっても、美しく丁寧に彩色された絵画です。
小さくても、舞台背景がそのまま出てきたような絵。

歌舞伎座、新橋演舞場、帝劇などの舞台美術作品です。
背景は舞台を構成する一部でも、ひとつの舞台が出来上がっていく過程を感じることができました。

もうひとつ。

縦5センチ、横3センチほどの小さな枠が何十も並ぶ画用紙に、トロールやニッセがびっしりと描かれた作品がありました。人形の家の舞台背景だそうです。 

ノルウェーの作家、イプセンの作品の舞台美術を、1968年に担当なさったときのものだそう。

一人ひとりのトロール、ニッセの姿や表情が素晴らしく、味わい深く、絵に釘付けになりました。
またしてもここでご紹介できないのが残念。

朝倉摂さんは、大隈銅像を制作された 朝倉文夫さんの娘さんです。
谷中の朝倉彫塑館も趣深いたたずまいです。

台東区立朝倉彫塑館 |
台東区立朝倉彫塑館 ※団体でご来館の場合は、事前にご連絡をお願いいたします 朝倉彫塑館をおうちで愉しむ。 MOVIES YouTu

ちなみに、トロール、ニッセとも、北欧に棲む妖精です。

エンパク事務局様、どうぞこの絵をポストカードにしてください!

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この記事を書いた人

はじめまして。

新宿区西早稲田に生まれて、ン十年のケロ太とネコマタです。
お薬と雑貨の店を開いて、ン十年。
お客様にはお薬で身体の内側を、雑貨で心をほっこりしていただいています。

ところで心身を動かせば脳活・腸活につながります。
そこで雑貨・薬に加えて心身を動かす、さんぽ話題をプラス。
ご一読いただければ幸いです。

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