ケロ太
こんにちは。ケロ太です。
葛根湯に入っている 生薬 について調べてみました。
目次
葛根湯は漢方薬の中でも1、2を争う有名薬で
7種類の薬草が入っていますが、ケロ太もなにかというとお世話になっています。
薬の名前にもなっている葛根(カッコン)は、秋の七草にも数えられる葛(くず)というマメ科ツル性植物の根です。実は葛は町を歩いているとあちこちで見かける植物。
ご近所の植え込みにつるが絡み付き、葛ばかりがワサワサ増えちゃった・・・(-_-;)
なんていう話もよく聞きます。
こんな話を聞くと植物界の困ったちゃんのようですが、実は使えない部分が無いほどすぐれた植物なんだとか。
のこさず使える
花は乾燥させてハーブティーで飲むと、二日酔いのとき酒毒(しゅどく)を消すといわれ、
青い葉はお茶になり、茎からは布(葛布)ができるそうです。
そして夏場に根にたくわえられた澱粉が冬に採集、冷水で何度も何度もアクを抜き精製されて良質・貴重な本葛粉が作られます。
冬場に半年以上かけられる作業だそうですが、職人さんの時間と手間のかかる作業の結果、宝石のような白い本葛が出来上がるのですね~。
本葛は石川県の宝達葛や奈良県の吉野葛が知られていますが、くずもちやくずきりをはじめおなじみの食物に変身して、私たちを元気にしてくれます。
それから葛は身体を温めるにはもってこいの食材で、血液の循環も良くしてくれますよ。
免疫アップ!
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